家系図探訪人

家系図や、養子縁組に興味を持っています。史料としては主に新訂寛政重修諸家譜を用います。Twitter:@rekishi290

青春18きっぷで行く飯田線と諏訪・松本の旅

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国宝松本城天守


前回の記事で諏訪氏について述べましたが、今回は今夏に1泊ではありますが諏訪地方を旅した記録を書き置きしておこうと思います。

かなりの長文ですが、写真を楽しみながら最後までご覧いただければ幸いです。

 

目次

 

旅の目的

 今回の旅の目的は、いつか乗り通してみたいと思っていた飯田線を、豊橋から岡谷まで乗り通すことでした。また、飯田線秘境駅だけでなく、天竜峡諏訪大社松本城を見ることも目的の1つでした。青春18きっぷの使用したため、特急車には乗車しませんでした。

 

旅のタイムテーブルと行程

 初日

 豊橋:10:12発→豊川10:24着

(豊川稲荷に参詣)

 豊川10:55発→天竜峡14:13着

(天竜峡観光)

 天竜峡16:14発→岡谷19:22着 岡谷19:32発→茅野19:50着

 初日は茅野駅近くのホテルに宿泊

 

 2日目

 ホテル→(徒歩20分)→上社前宮→(徒歩20分)→上社本宮

 上社本宮9:46発→(バス)→上諏訪駅10:20着 

 上諏訪10:30発→下諏訪10:34着

 下諏訪駅→(徒歩20分)→下社春宮→(徒歩10分)→下社秋宮→(徒歩10分)→下諏訪駅

 下諏訪11:37発→松本12:14着

 松本で昼食後、松本城旧開智学校

 松本15:33発→中津川18:18着 中津川18:35発→名古屋19:57着

 

感想と写真

 豊川稲荷

 豊川駅到着御後に30分のリミットではありましたが、豊川稲荷に参詣しました。

日本三大稲荷の1つだそうですが、神社ではなく、曹洞宗の寺院です。

 

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霊狐塚は圧巻

 

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レトロな広告も街の雰囲気を作っています。

 

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 飯田線

 飯田線で長々と電車に揺られていましたが、本長篠天竜峡間の車窓は自然豊かな渓流あり、秘境駅あり、渡らずの鉄橋ありで飽きることはなかったです。天竜峡以北の車窓は畑と住宅地が多く、日も傾いてきていたので寝ていました。

僅かばかりの停車時間で一々降りて写真を撮って電車の定時運転を妨害するわけにもいかないので、写真はあまり撮れていません。

 

秘境駅として名高い小和田駅

 

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すれ違いの関係で停車時間が長かった伊那小沢駅

 

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 天竜峡

 つつじ橋がまさかの工事中だったのは想定外でしたが、天竜峡十勝を全て見ることはできました。

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遊歩道は1時間もあれば遊歩道を一周できます。余った時間は温泉に浸かっていました。

 

 諏訪大社

 結果的に徒歩と公共交通機関で上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮の順で参拝しましたが、徒歩と電車とバスだけで全て参るのは少々疲れますし時間もかかるため、駐車場も整備されているので自家用車で行った方が快適であるとは思います。

 

上社前宮

 

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上社本宮

 

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下社春宮

 

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下社秋宮

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 松本城  

 現存1天守の1つで、国宝の松本城

松本城の沿革については詳細をここでは省きますが、複合連結式で五重六階の大天守を持つ平城です。

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写真を撮ってからしばらく後にゲリラ豪雨となりましたが、ボリュームのある雲と黒い天守とのコントラストのある写真が撮れました。夜はライトアップされているようで、堀に映った天守を撮ることもできるそうです。

 

 旧開智学校

 松本観光のラストとなったのは開智学校です。

 もともとは廃仏毀釈で廃寺となった松本藩主戸田氏の菩提寺を仮校舎としており、その跡地に建てられたのが旧開智学校。1876年竣工で、当時としては非常に先進的な建築であると同時に、英学課を備えた近代的な教育施設でもあったそうです。

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おわりに

  随分と長文の旅記となってしまいましたが、飯田線と松本の旅情が伝われば幸いです。

今後も、遠出した際や、面白い史跡を探訪した際には【旅記】のカテゴリで記事を書こうと考えています。

今回は公共交通機関と徒歩での旅でしたので、時刻表等の詳細な行程を書いたので、ある程度の再現性は担保できているかと思いますが、徒歩の速さや参拝にかかる時間や、展示を眺める時間は人それぞれですし、今回は時間に追われる形であったので、少々急ぎめな旅であったことは付記しておきたいと思います。諏訪上社本宮まで結構歩くので、健脚な方にしか参考にならないかもしれませんが、誰かの旅の目安になることがあれば良いと思って記事にしました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。