今回は、今夏に諏訪地方を旅したので、諏訪氏の系図について書いていきます。
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諏訪氏は、戦国期に諏訪頼重が武田晴信の侵攻に遭い、一旦戦国大名としては滅亡しますが、頼重の従弟の頼忠は武田氏の家臣となり、武田氏滅亡後に北条家、次いで徳川家に臣従したことで、大名となっています。頼忠の子の頼水は関ヶ原で徳川方であり、頼水の代に諏訪高島藩主として諏訪の地に帰還しました。その後は江戸時代を通して存続し、幕末の諏訪忠誠は老中を務めました。
江戸時代には本家の当主と嫡子のみ、忠の字を通字としており、忠恒4男の盛條の家系以外の分家や庶子は頼の字がついています。
また、頼水の弟の頼雄の家系は諏訪藩家老の家となり、頼長の家系は大祝諏方家となっています。
諏訪氏の系図
当主は赤字で記しています。
参考文献
高柳光寿ほか編『新訂寛政重修諸家譜』
森岡浩編『日本名門・名家大辞典』
次回は旅記になります。
genealogy-research.hatenablog.com
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